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ウィンドウズの基礎知識編

 

Q.

普段、ウィンドウズの入ったコンピューターを使っているんですが、用語や機能が、まだよく分からない部分があります。ウィンドウズの基本的なことについて教えていただけますか?

A.

コンピューターといえば、今は、やはりウィンドウズ(Windows)が主流なのではないでしょうか。つまり、コンピューターを使うということは、主にウィンドウズを使うということになると思います。今回は、ウィンドウズの基本操作を知るという意味から、ウィンドウズには、いったいどのような基本的な機能が付いているのかを説明します。

この『教えて!コンピューター』のコラムの中で言うコンピューターとは、ウィンドウズのことを指している場合が多数あります。また、コンピューターの起動と終了、ウィンドウズ上でのマウスやキーボードの基本操作に関しては、すでに『
コンピューターの基礎知識編』で説明していますので、それを参照してください。

■ ウィンドウズの基本機能 ■

コンピューターをオンにしてウィンドウズが起動し終わると最初に現れる画面が、デスクトップです。

デスクトップについて

ウィンドウズを使うということは、このデスクトップで作業をするということです。つまり、机の上で書類や本などを広げて作業をするように、コンピューターではデスクトップ上でアプリケーションやファイルを開けて作業をおこなうということです。

コンピューターは、非常に几帳面できれい好きなので、この作業台の上がグチャグチャになっているのが、どうやら嫌いなようです。アイコンだらけのデスクトップをよく見かけますが、きちんと整理整頓されていないと使い勝手が悪く、コンピューターの動作にも影響が出る場合もありますので注意してください。普段からどこに何があるのかを把握できるように、きちんと整理しておくように心がけてください。

例えば、ダウンロードしたファイルなどは、その都度バラバラにデスクトップに残すのではなく、「マイダウンロードファイル」などと名前を付けたフォルダを作成し、その中へ保存するようにすれば所在もはっきりしているし、デスクトップもアイコンだらけでゴチャゴチャになることはありません。余談になりますが、これはデスクトップに限らずマイドキュメントなどのフォルダにも言えることです。ただ単に作成したファイルなどを投げ込んでおくのではなく、できるだけきちんと区分けをして保存するように心がけましょう。

また、デスクトップに表示されているアイコンや「スタート」ボタンなどには、個々の役割があります。では、ここでデスクトップの各名称とそれぞれの用途を説明しましょう。

  • タスクバー・・・デスクトップの一番下にある帯状の部分で、アプリケーションなどを起動させると、ここにその名称が表示されます。また、左端には「スタート」ボタンがあり、右端には時計が表示されています。更に、登録されているアプリケーションをワンクリックで起動させられる「クイック起動バー」やウィンドウズを起動したときに同時に起動し、常駐しているプログラムを表示する「通知領域」もこのタスクバーにあります。タスクバーは画面の上下左右に移動させることが可能です。

  • スタートボタン・・・タスクバー上にある「スタート」ボタンをクリックするとスタートメニューが現れます。アプリケーションを起動させるときやウィンドウズを終了するときなどに使います。

  • アイコン・・・アプリケーションやフォルダまたはファイルなどを絵で表示したものです。選択したアイコンをダブルクリックすると、アプリケーションが起動したり、ファイルなどが開いたりします。

  • IMEの言語バー・・・日本語環境のウィンドウズの場合、このバーが表示されます。入力する文字の種類を変更したり、文字検索や単語登録などの操作をしたりすることができます。また、IME言語バーは、タスクバーの中に入れてしまうこともできます。

以上が、デスクトップに表示されているもので主だったところでしょう。また、デスクトップは、自分の好みにあわせてカスタマイズすることもできます。画面全体に表示されている画像(バックグラウンド)やアイコンなどは、好みのものに変更できるという訳です。

さて、デスクトップでアプリケーションを起動したり、ファイルやフォルダを開いたりという作業をすると四角い窓(ウィンドウ)が表示されます。

ウィンドウってなに?

起動したアプリケーションを表示したり、ファイルやフォルダを開いたりすると、デスクトップに表示される四角形の窓(領域)をウィンドウと言います。ウィンドウは、デスクトップ上に複数表示することができます。

例えば、インターネットエクスプローラを起動してインターネットを閲覧したり、マイクロソフトワードを起動して文書を作成したりするときなど、必ずウィンドウを開いて作業をおこないます。また、これらは同時に使うことも可能です。

また、ウィンドウ内には、「タイトルバー」、「メニューバー」、「ツールバー」、そして「スクロールバー」などが表示されています。ではここで、それらがウィンドウのどこに位置していて、どんな用途があるのかを説明しましょう。

  • タイトルバー・・・ウィンドウの最上部にあり、開いたウィンドウのタイトルがそこに表示されます。例えば、マイドキュメントを開くと、ここには「マイドキュメント」と表示されます。またインターネットエクスプローラーではアクセスしているウェブサイトのページ名、つまり、現在見ているページの名前が表示されます。更に、右端には画面の大きさを変更する「最大化」ボタン、または「元のサイズに戻す」ボタンや「最小化」ボタン、また画面をクローズする「閉じる」ボタンがあります。

  • メニューバー・・・通常、タイトルバーのすぐ下にあり、「ファイル」、「編集」、「表示」、「お気に入り」、「ツール」そして「ヘルプ」などの項目が表示されています。これらは、いま開いているウィンドウでおこなえる項目のメニューです。例えば、ドキュメントなどを保存したり、あるいはプリントをしたり、またコピーや貼り付けの操作をしたりするときにこれらのメニューを使用します。開かれているウィンドウによって多少表示されるメニューの項目は異なります。

  • ツールバー・・・一般的にメニューバーの下にあり、メニューの中で特によく使われるものがアイコンとして表示されています。ツールバーは、カスタマズすることが可能で、自分の使い勝手の良いように表示項目を変更できます。また、開いているウィンドウによって多少表示されるアイコンが異なります。

  • スクロールバーとスクロールボタン・・・通常、開いたウィンドウの内容が多い場合に画面の右端に縦に表示されたり、最下部に横に表示されたりします。開いたウィンドウの内容が多く無い場合は、表示されません。スクロールバーは、長方形をしている部分にマウスを持っていき上下または左右にドラッグするとウィンドウの表示内容が移動します。また、スクロールボタンは、バーの上と下または右と左にある矢印のようなもので、マウスでボタンをクリックするとウィンドウの表示画面が少しずつ移動します。

  • アドレスバー・・・インターネットエクスプローラーでは、表示しているウェブページのアドレスが表示されます。例えば、このバーに表示したいページのアドレス(URL)を入力し、[Enter]キーを押すかアドレスバーの右側にある[移動]ボタンをクリックすると見たいページに移動します。また、このバーに使用したいファイルへのパスを入力すると、そのファイルを表示することもできます。

これらの他にも、ステータスバー、リンクバー、エクスプローラーバーなどもありますが、上記に挙げたものが主だったところでしょう。

■ 良く使う基本機能 ■

スタートメニュー

デスクトップの画面最下部の左端にある[スタート]ボタンをクリックするとスタートメニューが表示されます。このスタートメニューから使用したいアプリケーションを起動したり、コントロールパネルやプリンターなどの各種設定をおこなう画面を呼び出したりします。また、ウィンドウズの終了や再起動などもここでおこないます。

マイドキュメント

自分がよく使用するファイルやデータなどの保存場所として、ウィンドウズの初期設定時から用意されているフォルダです。画像ファイルや音楽ファイル、また自分で作成したドキュメントファイルなどを保存するのに使用すると便利です。また、自分で分かりやすいように自由にフォルダを作って整理して使うようにすると良いでしょう。例えば、タンスの引き出しを整理するような感覚で、引き出しの中も区分けして使用するといったような感じです。

マイコンピューター

使用しているコンピューターの情報を知りたいときやコンピューターの中身を確認したいときなどに使います。例えば、コンピューターに接続されているハードディスクやCD、DVDあるいはフロッピーディスクなどに保存されているファイルを確認したり、ディスクの使用状況を確認したりすることができます。また、ディスクの最適化(デフラグ)やディスクのエラーチェック(スキャンディスク、チェックディスク)などのツールにもここからアクセスすることが可能です。更に、ウィンドウズを使うために必要な設定をおこなうときに使用する「コントロールパネル」へのアクセスも可能です。

ごみ箱

不要になったファイルやフォルダなどを削除すると、一旦このごみ箱の中へ入ります。この時点では削除されたファイルやフォルダは、ごみ箱へ移動しただけということになります。つまり、コンピューターからそれらのファイルやフォルダが完全に削除されたという訳ではないのです。例えば、間違って必要なファイルを削除してしまった場合、もし、いきなりハードディスクから消えてしまったら"あっ、しまった!"と思っても、もう後の祭りです。重要なファイルも一瞬にしてなくなってしまいます。しかし、一度ごみ箱へ溜まることによって、それを拾い戻すことができるという訳です。また、必要の無いファイルを完全に削除するには、このごみ箱の中からも削除してしまってください。更に、ゴミは、ごみ箱の中にあまりたくさん溜めずに、定期的にごみ箱内のファイルの削除を実行するようにしてください。

この他のも基本的な機能は、まだたくさんありますが、これらが初期設定の段階からある主だった機能だと思います。それぞれの使い方を知っておくと、なかなか便利です。

最後に、自分のコンピューターのシステム情報を知らない人のために、その確認方法について説明します。

■ 自分のコンピューターの情報を確認してみましょう ■

自分の使用しているコンピューターの情報を知っておくことは、ある意味、とても大事なことです。例えば、使用中のコンピューターにトラブルが発生した際、テクニカルサポートなどに電話をすると必ず聞かれるのが、OS(オペレーティングシステム)とそのバージョンです。実は、サポートする側も、まずこれが分からないことには、どう答えて良いのか困ってしまうのです。また、ただ「ウィンドウズです」だけだと、Windows 98なのか、Windows 2000なのか、それともWindows XPなのか、どれだか分からないといった具合です。的確なサポートを提供してもらうためにも、「Windows XP Home EditionでService Pack 2適用です」といったように答えられるよう、必要な情報は普段から用意しておきましょう。

コンピューターのシステム情報の確認方法

確認方法はいくつかありますが、今回は「システム情報」を表示して確認する方法とマイコンピューターから確認する方法を説明します。

Windows XPの場合は、[スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[システム情報]とクリックしていくとシステム情報のウィンドウが現れ、『システムの概要』が表示されます。

Windows 2000の場合は、[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[システム情報]とクリックしていくと『システム情報』の画面が現れますので、その中の左側のツリーにある「システムの概要」をクリックすると表示されます。

システムの概要が表示されたら、その中にある『OS名』と『バージョン』だけでもメモをしておいてください。

    (例) OS名: Microsoft Windows XP Professional
        バージョン: 5.1.2600 Service Pack 2 Build 2600

また、もしデスクトップに「マイコンピューター」のアイコンが表示されている場合は、マイコンピューターのアイコンを右クリックし、出てきたメニューの中から「プロパティ」をクリックすると『システムのプロパティ』という画面が表示されます。[全般]タブの一番上の部分にシステムと書かれ『OS名』と『バージョン』が表記されています。

    (例)システム:
         Microsoft Windows 2000
         5.00.2195
         Service Pack 4

まだシステム情報の確認が済んでいない方は、是非、チェックしておいてください。

ウィンドウズの基礎知識について説明しましたが、これも『
コンピューターの基礎知識編』と同様、ここから先、もっと詳しく知りたい方は、インターネットの検索機能などを利用したり、友達と情報交換をしたりして覚えていってください。いろいろなことを試してみて、少しずつコンピューターに馴染んでいってください。

情報提供者: 斎藤 浩 (NSW) 2005年3月28日