Q.
友人から、添付付きのメールを受け取りました。 しかし、それを開こうとしても、『ファイルを開くアプリケーションが見つかりません・・・』等のメッセージが出て開くことができません。 何か開く方法はありますか?
A.
ご質問の場合、必ずしも開く事のできるアプリケーションが無いわけではありません。 添付されているファイルに関連付けされているアプリケーションが見つからないだけの場合も有ります。 勿論特殊なファイルの為、お持ちのコンピュータにインストールしているどのアプリケーションでも開けない場合も有ります。
ファイルが開けない場合は先ず、次の方法を試してみてください。
■ アプリケーションが見つからない場合の手順
- 目的のファイルをマウス右クリックします。
- メニューが現れるので、『アプリケーションから開く』をマウス左クリックします。
- 『ファイルを開くアプリケーションの選択』画面が現れます。
- その画面の下側の窓に、利用できるアプリケーションの一覧が現れますので、『Internet Explorer』または『Notepad』の文字の上をマウス左クリックします。
- 選択したアプリケーションがハイライト(白黒反転)されるのを確認し、画面一番下の『OK』ボタンをマウス左クリックします。
以上で、多くの場合ファイルの中身を見ることが出来ます。 もし、この操作でも駄目なら、上記(4)のところで、他のアプリケーションを選択し、全てのアプリケーションで駄目なら、残念ながらお持ちのコンピュータでは開く事が出来ません。 メールの送信者にお願いして、一般的なアプリケーションで開けるファイルに変換してもらうよう、依頼してください。
■ ファイルとそれを開くアプリケーションの関係
コンピュータのデータは全てファイルで管理されています。 それぞれのファイルは、それを開くアプリケーションが分かるように、拡張子と言うものが、ファイルの名前についています。 例えば『xxxxxx.abc』というファイル名の最後の『abc』が拡張子と呼ばれるものです。 この拡張子で、そのファイルを開くアプリケーションをコンピュータは自動的に判断しています。 この機能により、ファイルの文字をマウス左ダブルクリックするだけでそのファイルの中身を見ることが出来ます。
しかし、ファイルを作ったコンピュータなら必ず開けますが、そのファイルを違ったコンピュータに持っていくと、必ずしも開く事が出来るわけではありません。 ファイルを移したコンピュータに、ファイルを作ったアプリケーションが無い場合、基本的に開く事が出来ません。 例えば、アップル社のマックのアプリケーションで作ったファイルをウィンドウズのコンピュータでは開けない事が往往にして有ります。 最近はマックのアプリケーションも、ウィンドウズを意識して、ウィンドウズでも開けるようにファイルを作っている場合も有りますが、基本的には開けません。
マイクロソフトのワードなどは、ウィンドウズのコンピュータなら、どのコンピュータでもインストールされていますので、多くの人は、ワードのファイルをそのままメールに添付する方も多いと思います。 そして殆ど問題なく、多くの人がそのファイルを開けます。 しかし、プレゼンテーション資料などを作成するパワーポイント等のアプリケーションで作ったファイルを例えば、他社に送付すると、相手先がパワーポイントをインストールしていない為、開けないとの苦情を受ける場合が有ります。
このような時の対策として、ソフトウェア開発メーカのアドビ(Adobe System Incorporated)が一つの方法を提供しています。 PDFファイルと言う形式です。 例えば、パワーポイントで作ったファイルをPDFファイルに変換し、相手先に送るのです。 相手先は、当然PDFファイルを開くアプリケーションが必要なのですが、それは、アドビのウェブサイトから無料でダウンロードできます。 その結果、PDFファイルにしておけば、誰にでも開けることになるわけです。 このPDFファイルの良い所は、どのようなアプリケーションで作ってもそれを紙に印刷したように、そのイメージを損なわずにファイル変換する事ができることです。 プレゼンテーションのように、イメージを大切にする場合、特に有用です。 PDFファイルを開く事のできるアプリケーションは、『Acrobat Reader』と呼ばれています。 次のウェブサイトから無料でダウンロードできます。
http://www.adobe.com/products/acrobat/readstep2.html
■ 拡張子とアプリケーション
参考に代表的な拡張子とそれを開くことのできるアプリケーションをあげておきます。
事務系
- pdf・・・Acrobat Reader
- doc・・・Microsoft Word
- xls・・・Microsoft Excel
- ppt・・・Microsoft PowerPoint
- mdb・・・Microsoft Access
- htm/html・・・インタネットブラウザ(Internet Explorer 等のウェブページ閲覧ソフト)
- txt・・・ウィンドウズ付属のNotePad、Microsoft Word 等
画像系
ウィンドウズ付属のペイントやインタネットブラウザで殆どを見ることが出来ます。
音楽系
殆どの場合ウィンドウズ付属のマルチメディアプレイヤーで聞く事が出来ます。
- mid/midi
- mp3
- wav
- wma
- aiff
- au
動画系
殆どの場合ウィンドウズ付属のマルチメディアプレイヤーで聞く事が出来ます。
- avi
- mov・・・クイックタイム(QuickTime)
- mpeg/mpg
- wmv
圧縮系
これらのファイルは、大きなデータや複数のファイルを圧縮して保存しているファイルです。 このファイルを開く事を解凍すると言います。 LHAやWinZipがその代表的なソフトです。 その他一つのソフトで種々の圧縮形式に対応している物もあり、ウェブサイトから無料でダウンロードできます。
- zip・・・WinZipなど
- lzh・・・LHAなど
プログラム系
これらのファイルは、マウスダブルクリックすると、プログラムが実行されますので、危険です。 メールに添付されている場合、ウィルスの危険性が高いため、クリックしない事をお薦めします。
■ 拡張子を表示させる方法
ウィンドウズの初期設定では、ファイルのリストを表示するエクプローラでは、ファイルの拡張子は表示されません。 拡張子を見る必要がある場合は、次の手順で拡張子を表示できます。
- デスクトップ(コンピュータを起動すると一番最初に現れる画面)のマイコンピュータをマウス左ダブルクリックします。
- 現れた画面上方のツールバーにある『ツール』をマウス左クリックします。
- メニューが現れますので、『フォルダオプション』をマウス左クリックします。
- フォルダオプションの画面が現れますので、表示タブをマウス左クリックします。
- 現れた画面の下方の窓の中から『登録されている拡張子は表示しない』のチェックを外します。
- 画面下の『OK』ボタンをマウス左クリックし、終了します。
以上で、ファイル名と共に、拡張子が表示されます。
以上、開くことの出来ないファイルを開く方法と、それに関わる拡張子の説明をしました。 ファイルの拡張子という言葉は、コンピュータウィルスが流行してから注目を浴びるようになりました。 添付ファイルの拡張子が、『exe』、『zip』、『vbs』等の場合は、それをダブルクリックしないようにとの警告が出されているからです。 つまり、拡張子を見ることでそのファイルの性格がわかるからです。 開くアプリケーションがない分からない拡張子のファイルが出てきたら、Google 等で、『拡張子辞典』をキーワードで検索すれば、多くのウェブページを探し出す事が出来ますので、そこで対応するアプリケーションを確認する事も一つの方法です。
情報提供者: 塚本 隆志 (T&M) 2005年6月13日