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ジャンクメール編

 

Q.

最近、ジャンクメールが沢山入ってきて困っています。 それらを自動的に削除する方法はありますでしょうか? メール用のソフトは、マイクロソフトの アウトルック・エクスプレス(Outlook Express)を使っています。 OS は Windows2000 Professional です。

A.

受け取りたくないメールは、『ジャンクメール』、『スパムメール』、『迷惑メール』などいろいろな呼び方がありますが、最近はそれらを取り締まる法律ができるなど、社会的な問題にもなっています。

それらの対処方法には次のいくつかの方法が有ります。 しかし、残念ながらどれをとっても万全ではなく、手動で削除する件数を少なくする方法と認識してもらったほうが良いと思います。

 ジャンクメールへの対処方法

受信したジャンクメールへの対処方法としては、次のものがあります。

  1. 専用の市販ソフトを活用する。
    主にウィルス対策ソフト開発会社が開発し市販しています。 大抵の場合、ウィルス対策ソフトより安い価格設定になっています。 インストールの手間が要りますが、使い易く設計されています。

  2. Web で公開されているフリーソフトを活用する。
    筆者は使用の経験がありませんが、かなり高度な学習機能を備えたものも公開されています。 それらを試してみるのも一つの方法ですが、ダウンロードの際は注意してください。 スパイウェア等の余分なプログラムが付随してくる場合があります。 多くの人が使っている実績のあるものを使ってください。 初心者の方には使いずらい場合が多いようです。

  3. プロバイダーの提供するサービスを活用する。
    プロバイダーがジャンクメールと思われるメールを判断し、件名にその旨を追加してくれるサービスがあります。 大手のプロバイダー等は無料でそのサービスを提供していますので活用される事を勧めます。

  4. 使用しているメールソフトのメール自動仕訳機能を活用する。
    最近、ほとんどのメールソフトには、迷惑メール登録機能やメール自動仕訳機能が付いています。これらを使って対策をとることもできます。 今回はこの設定の方法について、ご質問に書かれている、マイクロソフトのアウトルック・エクスプレスを例にとって、説明します。

 アウトルック・エクスプレスの自動仕訳ルール設定手順

アウトルック・エクスプレスには、『メッセージルール』作成機能があります。 それを使って受信メール等の仕訳を自動的に行うことができます。 ジャンクメールの削除もこの機能を応用して設定します。 その設定方法を、その手順に従って説明します。

  • 送信者を指定して削除する

    1. アウトルック・エクスプレスを開き、画面上方のツールバーに在る『ツール』をマウス左クリックする。

    2. 『メッセージルール』がドロップダウンメニューに現れるので、そこにマウスポインター(通常、矢印に設定されている)を置くと、さらにドロップダウンメニューが現れるので、『メール』をマウス左クリックする。

    3. 『メッセージルール』の画面が現れるので、画面右側にある『新規作成』ボタンを押す。

    4. 『新規のメールルール』画面が現れるので、『1.ルールの条件を選択してください』窓の『送信者にユーザーが含まれている場合』欄のチェックボックスにチェックを入れる(ボックスをマウス左クリック)。

    5. 『3.ルールの説明』窓の『ユーザーが含まれている』部分が青くなっているので、そこをマウス左クリックする。

    6. 『ユーザーの選択』画面が現れるので、一番上の窓に、ジャンクメールの送信者アドレス(例: xxx@xxx.xx) または送信者表示文字(例: Taro Yamada)を入力し、右側の『追加』ボタンを押し、『OK』ボタンを押す。

    7. 『新規のメールルール』画面が現れているので、『2.ルールのアクション・・・』窓で、場合に応じて次の選択をする。

        -『サーバーから削除する』・・・ 指定した送信者からのメールを確認しないで、プロバイダー のサーバー上で削除します(自分のパソコンにダウンロードしない)。 指定した送信者から来るメールを必ず削除する場合はここを選択します。

        -『削除する』・・・ 指定した送信者から来るメールを自分のパソコンに一度ダウンロードし、『削除済みアイテム』ホルダーに自動的に仕訳します。 『削除済みアイテム』ホルダーを開くと、対象メールの件名を確認できますので、読む必要があるなら開くことができますし、さらに、受信トレイにドラッグアンドドロップすることにより保存もできます。 指定する送信者からのメールが全てジャンクメールで無い場合は、ここを選択します。

    8. 『4.ルール名』窓には通常『新規のメールルール #1』等の文字が入っているので、それを消して、例えば『ジャンクメール送信者』などのように自分でわかるルール名を入力する。

    9. 『新規のメールルール』画面で『OK』ボタン、『メッセージルール』画面で『OK』ボタンを押し、設定を終了する。
  • 件名にふくまれる文字列を指定して削除する

    上記に加えて、さらにメールの件名に含まれる文字列で判断し、削除することもできます。 プロバイダーのジャンクメール対策サービスで、プロバイダー側でジャンクメールと思われるメールの件名に『Spam』等の文字を含むメッセージを入れて送信する場合があります。 それらのメールを削除するには、このルールの適用が便利です。 このルールは、アウトルック・エクスプレスのバージョンによっては『迷惑メールを防ぐ』というルール名で最初から設定されています。
    1. 上記の1 ~ 3と同じ。

    2. 『新規のメールルール』画面が現れるので、『1.ルールの条件を選択してください』窓の『件名に指定した言葉が含まれる場合』欄のチェックボックスにチェックを入れる(ボックスをマウス左クリック)。

    3. 『3.ルールの説明』窓の『指定した言葉が含まれる』部分が青くなっているので、そこをマウス左クリックする。

    4. 『単語の入力』画面が現れるので、一番上の窓に、ジャンクメールの件名に含まれる言葉(例: Spam) を入力し、右側の『追加』ボタンを押し、『OK』ボタンを押す。

    5. 『新規のメールルール』画面が現れているので、『2.ルールのアクション・・・』窓で、場合によって次の選択をする。

        -『サーバーから削除する』・・・ 指定した文字列を件名に含むメールの確認をしないで、プロバイダーのサーバー上で削除します(自分のパソコンにダウンロードしない)。 指定した文字列を件名に含むメールを必ず削除する場合はここを選択します。

        -『削除する』・・・ 指定した文字列をケンメイニ含むメールを自分のパソコンに一度ダウンロードし、『削除済みアイテム』ホルダーに自動的に仕訳します。 『削除済みアイテム』ホルダーを開くと、件名を確認できますので、読む必要があるなら開くことができますし、さらに、受信トレイにドラッグアンドドロップし保存することもできます。

    6. 『4.ルール名』窓には通常『新規のメールルール #1』等の文字が入っているので、それを消して、例えば『ジャンクメール件名』などのように自分でわかるルール名を入力する。

    7. 『新規のメールルール』画面で『OK』ボタン、『メッセージルール』画面で『OK』ボタンを押し、設定を終了する。
    以上で、いくつかのジャンクメールを見ずに、自動的に処理できるようになります。 しかしジャンクメールと呼ばれるものは、送信の度に送信者アドレスを変更するものが多くありますので、それらに対する効果的な方法は残念ながら、今のところありません。 高度な学習機能を使ってジャンクメールを削除する方法も開発されてきており、今後に期待したい所です。

    今回は、ジャンクメールを受信してからの対処方法について説明しましたが、ジャンクメールを受け取らない為の注意すべき事柄もあります。 その対策も併せて行う事により、より効果的な対策を行えます。 それについては、近いうちに別の機会にお知らせしたいと思います。
  • 情報提供者: 塚本 隆志 (T&M) 2005年1月3日