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持ってて安心 ~ リカバリーディスク

メーカー製のパソコンを使っている皆さん、これ持ってますか?
最近のメーカー製のパソコンには、購入時に「Recovery Disc」が付いてこないものが多いです。
そう、必要なら(…ってか、必要に決まってんじゃん!)自分で作れってことなんです。

 カナダで販売されている東芝ノートパソコンについている注意書きです。

メーカー製のパソコンの値段は、ここ3~4年の間に随分と安くなりました。販売価格を落とすためには、当然、どこかでコストを抑えないといけないということになる訳ですね。それだけの理由じゃないんでしょうけど…。だからって、リカバリーディスクを付けてないってのは…、どうかと思います。特にデスクトップパソコンの場合、どちらかというと、初心者のユーザーが購入することが多いメーカー製では、ある意味、危険なことかも知れないですよね。

事実、メーカー製パソコンのユーザーのほとんどは、自らリカバリーディスクを作るという作業はしてないと思います。…っていうか、「そのリカバリーディスクとやらの重要性を知らんのですよ!」ってのが、ホントのところじゃないっすか。

リカバリーディスクってのは、メーカー製のパソコンで、例えば、ウィルス感染などのトラブルが原因でパソコンの状態が悪くなったり、パソコンのハードディスクが物理的に壊れてしまい交換したときなどに、パソコンの内容を工場出荷時の状態に戻すために必要な、とっても重要なディスク(CDやDVD)のことです。つまり、これが無いとWindowsも無いってことになります。ちなみに、メーカー製じゃないパソコンの場合は、WindowsのオリジナルのCD(または、DVD)を別途購入している筈なので、それがある限り、リカバリーディスクは必要ありませんよ。

っで、結構あるのが、リカバリーディスクを作っていないうちにハードディスクが壊れちゃったってパターン。リカバリーディスクが無いってことは、ハードディスクを新品のものに付け替えても、パソコンの内容を工場出荷時の状態に戻せない訳で、要するに、Windowsが無いのでOSをインストールできないってことです。

それじゃぁ、そのパソコン使えないじゃん!って、確かにその通りです。このパソコンを使えるようにするには、ハナっからメーカーへ修理に出すか、メーカーからリカバリーディスクを購入しなおすか、別途でWindows OSを購入するかなどをしないとダメです。

日本製のパソコンの場合、こちらから日本へ修理に送り返すと戻ってくるまでにエラく時間がかかるでしょう。また、メーカーからリカバリーディスクを買っても日本に居るならともかく、こちらだとやはり修理の時と同じようにかなり時間と送料がかかるって感じですね。この場合は、現地でWindows OSをかっちゃったほうが、安いし早いしってとこになると思いますよ。

あっ、ちなみにワールドワイドの保証が付いていても、日本製のパソコンは、日本へ送り返しての修理になることが比較的多いです。えっ、なんで?かって。それは、日本語を理解できるテクニシャンが現地のメーカーサポートにいない場合が多く、日本語Windowsの操作ができないから。…じゃないかなぁ。あと、余談ですが、機種によっては現地で販売されてないモデルだったりするとパーツが入手できなので、バックオーダー(この場合、日本から取り寄せ)になったり、送り返し修理になったりすることもありますね。特に、ノートパソコンのキーボードなんかは、そうでしょ。

そういえば、以前、こんな超ラッキーなお客さんもいたっけ…。

日本で購入してきた東芝のノートパソコンを使っていたら、突然、画面がブルーになっちゃって、なにやら白い文字で英文が書いてある…。っで、どこかの修理屋さんに電話したら、「たぶん、ウィルスが原因だからDドライブからリカバリーすれば直る」って言われたんだそうで、お客さん自身でリカバリー作業を始めたんだそうです。ところが、作業中またしてもブルースクリーン…。困り果てて、今度はうちへ電話をしてきました。…そうです、これは俗に言う『死のエラー』。案の定、診断結果はハードディスクが壊れてました。ってか、最後にやったDドライブからのリカバリーで、余計ハードディスクに負担かけちゃって、とどめ刺しちゃったのかも…ってとこじゃないですかね。

わたし   「ハードディスクを交換しますから、リカバリーディスクを用意してくださいね。」
お客さん 「・・・・・・・・・・?」
わたし   「ほら、パソコン買ったときについてきたCDかDVDですよ。」
お客さん 「そんなもん、付いてきてませんよ。」
わたし   「・・・・・、じゃぁ、ご自分で作ったでしょ?」
お客さん 「いいえ。」

結局、リカバリーディスクは無かったので、Windows OSを購入しなくてはならなくなったんですが…。お客さんはというと、Windows OS代とハードディスク代、それに修理作業費、そんなにお金がかかっちゃうなら…っと、ちょっとあきらめ気味。

仮に、あくまでも仮にですよ。もし、このハードディスクの故障箇所が、ハードディスクに取り付けられている基盤のほうだったと仮定したら…。もしかして同じ機種の基盤を付けたら動くかも知れない…、う~ん、動かないかも知れない。やってみないと分からない。

そこで、提案。偶然にも、うちにメーカーも東芝でサイズも2.5"で容量も80GBと、このハードディスクと全く同じであまり調子の良くないハードディスクがあるので、そいつの基盤をこいつに付け替えてみて、っで、このハードディスクが動くかどうか試してみますよ。それでリカバリーディスクが作成できるだけでも、うまく動いてくれたラッキーですよね。ダメ元でやってみます?…って、正直、この時は、かなり確立低いけどなぁって思ってました。

うまくいくかどうかなんて保証は全く無かったんですが…。あららっ、やってみたら、うまくいっちゃった。タダ~ン!リカバリーディスク作成成功!「リカバリーディスク、獲ったど~ぉ!」です。後は、新品の120GBのハードディスクを取り付けて、作成したリカバリーディスクからOSをインストールして修理完了!このお客さん、今ではハードディスクの容量も増えて、快適にそのパソコンを使っているとのことです。めでたし、めでたし。

ちなみに、元々の80GBのハードディスクはというと、リカバリーディスクを作成した後しばらくしたら、突然、不安定になり起動しなくなってしまいました。危なかった~ぁ。

まっ、こんなことは滅多にうまくいくことじゃ無いですから、やっぱりリカバリーディスクは、購入後、すぐに作っといてください!なんですよね。

2008年2月18日